ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

一年を通したまちおこし

約3分

地方にはネタがない

地方でまちおこしを考えるとき必ず話題に出るのが
「ネタがない」と言う問題です。

隣の財布の在処

以前地方のフリーペーパーを創刊しようと提案した際に「隣の家の財布がどこにあるか解るような地域でオシャレな隠れがスポットなんてあるわけがない。一体何を広報すれば良いと言うのだ?」と言われたことがありました。

もっともだと思います。と言うのもこの言葉は常に言われ続ける言葉だからです。毎回のごとく言われるのでさすがに慣れましたね。笑

大抵「隣の家の財布が〜」とか言う人は地元にずっと住んでいらっしゃる方が多いように思います。つまり地元民がつまらないと思っているからつまらないのだと言うことですね。

しかしながらその状態を何年も続けて来たことを考えるとふるさとには何もないから何をやってもムダ、何かあるなら言ってみろ的な答えは答えになっていません。そこで私はある方法をとって説得してみせたわけですが答えを行ってしまうとあまりにもあっけないのでヒントを書いて行きたいと思います。

では一体何をすればいいのか?

子供の頃、特に小学生前後くらいでしょうか?くだらない遊びをしていたのを覚えていますか?それこそ鬼ごっこだったりドッジボールだったり。夏は虫取りや魚釣り、冬は凧揚げコマ回し。一年通して何かしらの遊びを見つけ出して遊んでいたはずなのです。

大人の鬼ごっこ

余談になりますが福岡県のとある地方には「こっぱげ祭り」と言うのがあります。鬼に扮した地元男性が竹の棒を持って村人(来訪客)を追廻しその竹の棒でお尻を叩くと言う伝統あるお祭りです。笑

正直メッチャ痛いと言います。でも叩かれることで厄を払ったり風邪をひかないとか色々な伝承があります。

これって現代の鬼ごっこじゃないですか?

同じように一年を通して子供の頃やっていた遊びのようなイベントを続けて行くことなんですね。

一年を通したイベントカレンダー

通常のエリアでのイベントを数えただけでも
1月はお正月
2月は豆まき、バレンタインデー
3月は卒業式
4月は花見
5月は田植え(場所によっては6月)
6月は種まき(田植え?)海外ならジューンブライド
7月は七夕
8月は盆踊り、納涼祭
9月は秋祭り
10月は運動会
11月は収穫祭
12月はクリスマス

これに地元ならではのイベントを重ねれば十分な内容になりませんか?

これからの時代1年を通してイベント考えることでまちおこしの活気が出るのではないかと思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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