ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

B級グルメに関する考察

約3分

食に関する全国規模の大イベント

今ではすっかり知名度が上がった全国B級グルメ選手権です。今日はそのB級グルメに関して考察してみたいと思います。

日本の特産品、名産品の歴史

旧来、日本各地には名産品や特産品と言う概念がありました。それは江戸時代の江戸幕府から続く数々の農業実験や新品種の改良、導入の背景があってその歴史が面々と連なって今に至っています。

それなりに歴史も伝統もある特産品や名産品を今の農業システムや商業ベースの載せたと言えるわけです。

現在の特産品の実体は?

以前、温泉まんじゅうに関する調査をしたところ全国でも温泉まんじゅうを作る下請け会社は数社しかありません。それをサイズや味を変えて全国対応で製造から配送までを手がけ、パッケージだけを変えて販売しているのです。全てではありませんがこう言ったレベルの特産品、名産品を謳うものも少なからず存在しているわけです。

B級グルメはと言うと?

今では各ご当地でしか買えない(食べられない)製品がB級グルメとされて地域おこしのための手段として活用されています。(単なる飲食販売ではないと言うところがポイント)

単に食品販売、飲食目的ではないと言うこと

つまりは食のまちおこしのための活動と言うことですね。

年々そのクオリティも上がって来て今では入賞を目標に活動している地域も少なくありません。しかしながら明らかに入賞を意識した製品は意外にも入賞しにくいと言う噂もあります。

それと同時に参加したエリアは不思議と上位入選しなくても来訪者が増えると言います。これは素晴らしいですね。

運営母体も資金が少ない状態からスタートしたので広告費を割かないと言う特徴があり、そう言った意味でもスタートアップの団体等には好感度が高いと思います。

その可能性

私個人的には入賞のカテゴリーをもっと増やして欲しいなと思っています。例えば高校生部門とか大学生部門とかシニアとかさらにはパッケージ大賞とかいくつもの賞を作ることで参加する団体も増えるでしょうし「パッケージ部門での入賞を目指そう!!」とか「全階級入賞!!」とか様々な目標が掲げられると思うのです。また参加する中心メンバーにフューチャーすることで御当時有名人を生み出し積極PRに役立ってもらったりと言う可能性が見えて来ます。

会場も工夫したら

また国体の会場に隣接した会場を調達出来れば各地のアスリートとの交流も生まれますし地元選手の活躍を見に来た観客の足も自ずと向いて行きますよね。

商標の問題、模造品の問題等規模が大きくなればドンドン問題も増えて来ますが法的保全も含めて更なる拡大を期待したいと思います。

今後はこの活動をどうやって広げるか?さらなる活用が出来るのか?今後もB-1グランプリから目が離せません。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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