ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

トレジャーハンティングツアー

約3分

久しぶりに雪国からのお客様

昨日東北のとある村から知人のお嬢さんが遊びに来てくれました。。以前は都会に住んでいたそのお嬢さんも今ではあえてふるさとを選んで生活し、両親の営む農業を手伝っています。繁忙期以外の時期は外国語の先生としてふるさとの子供たちに語学を教えていると言ってました。

都内で牛カツをかじりながらひとしきりまちおこしについて話をしてみると、やはり現場の声は生々しく冬のシーズンの集客に付いてはかなり悲観的な状況であることを知りました。

嫁の来手はいない、仕事は無い、跡取りとは言え親が丈夫なうちは結婚する気にならずに家と仕事かバイトの往復しかしない若者がたくさんいるとのこと。彼らを元気にしてしかもふるさとが繁栄出来ないものかと苦心しておりました。

真冬に出来るなにか

なにか良い案はないですか?との話になり「トレジャーハンティングツアー」をやってみたら?と言う提案をしてみました。

雪の多いエリアでしかも比較的区画がしっかりされた地域なのでそのあちこちにガチャガチャのカプセルに入れた宝物を入れて隠しておきます。その中には子供たちが作った宝物が一品ずつ。同時にそこに宝物カードが入れてあります。宝物を集めるとカードも増えて行って枚数が集まると地元の特産品と交換が出来ると言う仕組です。

地域住民も楽しめる方法を考える

その際その地区の家の軒先には自由に漬物や野菜や時には甘酒とか団子汁とか売って良いことにします。

雪の中トレジャーハンティングしたら寒いしお腹空きますよね?結果的にその民家の軒先のものが食べたり飲んだりしたくなるわけです。

プレゼントの引き換えは「王様の宮殿」で!!

また宝物カードが集まったらそれをクリスマスの時のようにLED電球で電飾された家の一角を借りて「王様の宮殿」と称してカードとプレゼントを交換出来るようにします。

午後一からスタートして夕方に「王様の宮殿」が光の元に姿を現しプレゼントと宝物カードを引き換えに出来ると言う流れです。

なお、ガチャガチャのカプセルはキチンと回収する仕組は必須であることもお伝えしました。

特産品の知名度を上げて地区内の現金収入があり、さらには大人も子供も楽しめるゲーム感覚で行なえる仕組みづくりを考えると実に楽しいことが計画出来るものです。
日曜なら役所の駐車場も大抵は使っていませんから無料で借りられるように交渉出来ますし、なんなら地元の市町村の協賛をもらえば良いことです。

ご当地ヒーローもお手伝いをお願いして

今ではご当地ヒーローも各地におりますし、冬場はヒマなことが多いので来てくれと言われればかなりの確率で来てくれるのではないかと思います。「王様の宮殿」でご当地ヒーローを対面出来たら子供たちも大喜びでしょう。

真冬のハンデをひっくり返して

真冬の雪の中でこそ外で遊べるイベントを企画してみませんか?

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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