ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

初詣でまちおこし

約3分

お正月こそまちおこし

お正月と言うことで初詣にお出かけになった方も多いかと思います。

初詣自体は観光的な要素が多いのですが同時にお年始の挨拶回りや親族との親交等外出が多い時期ですね。

この初詣と言う風習をまちおこしとして捉えたときどんな可能性が見えてくるのか?考えてみたいと思います。

まず地域にもよりますが七福神を地域の寺社でお祭りしていることがあります。そう言った場合その七福神ツアーが出来ますよね。

九州の寒村の神社は初詣客に甘酒ならぬダゴ汁(だんご汁)が振る舞われたり、ジビエのバーベキューが振る舞われたりしています。告知が無いだけでそう言った素晴らしい企画もあることを覚えておいて欲しいですね。

近年の中高年の趣味ナンバーワンは?

近年、中高年の最も流行の趣味は寺社巡りだそうです。同時に観光も出来ると言うこで美味しいものを食べて歴史的な建造物や風光明媚な観光地を巡ると言うのが一番人気です。

日帰り〜一泊程度の距離の場所に自家用車か公共の交通機関で出向き、周辺を散策しながら観光名所や寺社を巡り美味しいものを食べる。そのためのサークルすら存在するそうです。その人数たるや数名〜数百名まで在籍しているとのこと。スゴい組織力ですよね。

ここで考えて頂きたいのですが1回そう言った寺社巡りを兼ねた観光を行なった場合に一人当たりどれくらいのお金を使うのか?と言うことです。

参拝自体はお金はかかりませんがお茶と食事でどんなに安くても3千円程度はかかるでしょう。お土産なども考慮したら5千円程度でしょうか?家族連れならそのまま3人とか4人とかのかけ算になりますから一家族あたり1万円以上の経済効果が見込めます。これが数万人単位だとすればとてつもない金額になると言うのが想像出来ると思います。

今はやれば流行る時代ではない

そこに必要なものはなにか?を考えるとき今まででしたらお土産とか名産品とか美味しい食事やお茶でした。これからはそこにストーリーが加わると考えて頂けたら解り安いかもしれません。

例えばお正月に道祖神のスタンプラリーを行ないます。チェックポイントは地元の学生にやってもらいます。なぜなら地元の歴史を勉強しつつまちおこしの感覚を肌で感じてもらいたいからです。また見事ゴールした人には地元の特産品やふるさと納税で配るプレミアムの一部を配布します。これによってふるさと納税の訴求力も上がります。また正月から歩くことで健康にも良い上に食事もおいしくなる。寝正月、食い正月から比べるとかなり充実したお正月になると思いませんか?

まちおこしの本懐へ

まちおこしは本来予算は少なく、成果は大きくと考えるものです。いつしか予算を割いて東京から偉い先生を連れて来てお金を渡せば終わりの時代になってしまいました。そろそろまちおこしの本懐に戻るべき時期に来ているのではないかと思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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