ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

冬の風物詩

約3分

以前の日本のお正月は?

お正月になると50年ほど前まで日本では獅子舞やコマ回し、凧揚げ等が行われていました。子供たちはこぞって繰り出しお年玉で神社の出店などでお菓子を買ったりゲームに興じたものでした。

でも今は?

昨今、高圧線の関係や高層建築の関係で凧揚げ現金のエリアだらけになってしまいました。また同時にコマ回しも飛び跳ねたコマが危険なのか、公園で遊ぶ子供も減りました。

神社やお寺の初詣だけはご利益を求めて今でも人では多いようですが人口減の影響やネット環境に置ける各々の楽しみ方に影響を受け以前ほどのにぎわいは減少しつつあるのではないでしょうか?

日本が世界に発信してもいいこと

さて、日本は日付変更線の関係上世界中で一番最初に年が明ける計算になります。世界に先駆けての新年を経験出来るわけですね。これを売りにしたら世界でどれくらいのツアー客が呼び込めると思いますか?

日本は世界から見ても比較的特殊なお正月の風物詩があるわけで、初詣から獅子舞、凧揚げ、コマ回し、それを各国言語で翻訳の上中継したらどうなるのか?考える人は少ないように思います。

お正月だけではなく年末も

また同時に暮れも今ではクリスマス一色になってしまっていますが本来なら餅つきや正月飾りを飾る姿、タコを作ったりおせち料理を作ることも海外の人から見たら物珍しさ満点です。それを一緒にやってるツアーを開催している地域はいくつあるでしょう?

年賀状を書いたり、書き初めしたり初夢についての話題を中継したり日本ならではの楽しみ方をいくらでも広報出来ると思うのです。同時にお正月飾りなんて輸出すら出来るアイテムではありませんか?クリスマスリースを作る講座が開かれる時代、お正月飾りを作る講座があってもいいと思うのです。

お正月をもっと大きなイベントにするには?

晴れ着の美人コンテストがあったり自作のタコの品評会が合ったり、おせち料理の食べ比べなどたくさんの楽しみ方があると思います。

そう言う意味では年末年始はイベントだらけのはずではありませんか?そのイベントを通して地元の子供たちに歴史と文化を伝えて世界へ発信する活動を今こそ始めるべきではないかと思います。

海外のマーケットを想定して

余談ですが中国や台湾では旧正月(節分)の方がハデに休暇を取る人が多くいます。つまりは日本の正月とは被らない。十分観光客の出足を期待出来ると言うことなのです。

出来ることはある!!

まちこしの国内需要に限界を感じているエリアはぜひ世界に目を向けて年末から年始のイベントラッシュを上手にまちおこしに活かして欲しいと思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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