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以前の日本のお正月は?
お正月になると50年ほど前まで日本では獅子舞やコマ回し、凧揚げ等が行われていました。子供たちはこぞって繰り出しお年玉で神社の出店などでお菓子を買ったりゲームに興じたものでした。
でも今は?
昨今、高圧線の関係や高層建築の関係で凧揚げ現金のエリアだらけになってしまいました。また同時にコマ回しも飛び跳ねたコマが危険なのか、公園で遊ぶ子供も減りました。
神社やお寺の初詣だけはご利益を求めて今でも人では多いようですが人口減の影響やネット環境に置ける各々の楽しみ方に影響を受け以前ほどのにぎわいは減少しつつあるのではないでしょうか?
日本が世界に発信してもいいこと
さて、日本は日付変更線の関係上世界中で一番最初に年が明ける計算になります。世界に先駆けての新年を経験出来るわけですね。これを売りにしたら世界でどれくらいのツアー客が呼び込めると思いますか?
日本は世界から見ても比較的特殊なお正月の風物詩があるわけで、初詣から獅子舞、凧揚げ、コマ回し、それを各国言語で翻訳の上中継したらどうなるのか?考える人は少ないように思います。
お正月だけではなく年末も
また同時に暮れも今ではクリスマス一色になってしまっていますが本来なら餅つきや正月飾りを飾る姿、タコを作ったりおせち料理を作ることも海外の人から見たら物珍しさ満点です。それを一緒にやってるツアーを開催している地域はいくつあるでしょう?
年賀状を書いたり、書き初めしたり初夢についての話題を中継したり日本ならではの楽しみ方をいくらでも広報出来ると思うのです。同時にお正月飾りなんて輸出すら出来るアイテムではありませんか?クリスマスリースを作る講座が開かれる時代、お正月飾りを作る講座があってもいいと思うのです。
お正月をもっと大きなイベントにするには?
晴れ着の美人コンテストがあったり自作のタコの品評会が合ったり、おせち料理の食べ比べなどたくさんの楽しみ方があると思います。
そう言う意味では年末年始はイベントだらけのはずではありませんか?そのイベントを通して地元の子供たちに歴史と文化を伝えて世界へ発信する活動を今こそ始めるべきではないかと思います。
海外のマーケットを想定して
余談ですが中国や台湾では旧正月(節分)の方がハデに休暇を取る人が多くいます。つまりは日本の正月とは被らない。十分観光客の出足を期待出来ると言うことなのです。
出来ることはある!!
まちこしの国内需要に限界を感じているエリアはぜひ世界に目を向けて年末から年始のイベントラッシュを上手にまちおこしに活かして欲しいと思います。