ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

ひまわりのまちおこし

約3分

市の花はひまわり

私が生まれ育った神奈川のとある市は市の花が「ひまわり」でした。幼い頃には学校の校庭でしか見かけない「ひまわり」を「なぜうちの市はひまわりが市の花なんだろう?」と思ったものです。

このひまわり、一時期私も県道に面した親の実家の敷地一面50坪ほどに植えていた時代がありました。信号待ちの度に窓を開けて撮影するドライバーも結構いたのを見ています。

経済効果って?

今思えばあの経済効果ってどの程度のものなのだろうと思います。

と言うのも、私が生まれ育った市は私がひまわりを自分の家の敷地に植えて数年後から河原沿いの畑を借り切り広大なひまわり畑を作るようになったからです。

これを話すとおおよその場所が特定されてしまうと思うのですがそのエリアは川沿いに有名な大凧上げがあってゴールデンウィーク頃には大渋滞が発生するほどの人出で賑わうエリアです。地元民がさまざまな食材や農作物を持ち寄ってで店や屋台を出店しそれを目当てに来る家族連れも多く見受けられます。またリピーターも多く毎年出かけるのが恒例行事になっているご家族も多いとか。

立地も重要な環境

春は大凧上げ、夏はひまわり畑での経済効果を狙ったのでしょうか?元はと言えば休耕田か、畑だった場所なので有償で借り上げするか土地の所有者がひまわりの開花中は自由に露店販売の屋台を出していいとなれば相応の経済効果になるのではないかと想像出来ます。

またすぐ近くを高架の県道が通っており、助手席からは大きく花開いたひまわり畑が嫌が応にも視界に入って来ます。駐車場も大凧上げにも対応出来る河原のグラウンドが使えるので道路の渋滞以外は問題も少ないと思われます。

はじめは小さな面積のひまわり畑でしたが今では展望台が出来るほどの大きさに発展し夏のひまわり祭りでは2kmの渋滞が出来るほどになったと言われています。

これで経済効果がないはずがありませんね。

県内外からのカメラマンや家族連れで賑わっている光景が目に浮かびます。

継続性のあるまちおこし

ひまわりの種も年々連作を繰り返しているのでドンドン増加しますし市民に配布も出来るようになります。
またひまわりにちなんだ商品開発も可能でしょう。農作物がドンドン減少する神奈川にとって花でのまちおこしはとても有効な手段ではないかと思います。

地方にもひろがる花をつかったまちおこし

地方でも同様のイベントが増えていると言われています。きっと芸能人を呼んだりなにかのコンテスト等いろいろなイベントにからめて楽しい企画が作れるのではないでしょうか?中高生のコラボも面白いですね。今後の様々な展開に期待したいと思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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