ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

いんしゅう鹿野まちづくり協議会(鳥取)

約3分

いんしゅう鹿野まちづくり協議会とは?

いんしゅう鹿野まちづくり協議会は平成12年(2000年8月)より有志のボランティアグループである盆踊りの会、匠の会により立ち上げられた今年で17年目になるまちおこしのNPOです。2003年よりNPO法人を取得し会員数は正会員30名、応援団23名で組織されています。(平成24年度データ)
組織の概要は鹿野に似合う景観を考える中で提案した地元の様々な民芸品や工芸品を使ってまちづくりをするきっかけを作るということです。

町並みを楽しむことと、にぎわいづくりとして昔から「しかの祭り」がありましたが「いんしゅう鹿野盆踊り」や「虚無僧行脚」「鹿野わったい祭り」など新たな賑わいを鹿野町内外の人々といっしょに作っています。

空き家活用プロジェクトの数々

「ゆめ本陣」と言うプロジェクトがあり鳥取県の町並みの整備を行い同時に伝統工芸品の伝統体験開発などを行ういんしゅう鹿野のまちづくり協議会の拠点となるプロジェクトです。

他にも空家活用プロジェクトに「夢こみち」があります。これは地元の食材を中心に料理を提供しております。

また「いんしゅう鹿野空古民家再生プロジェクト」も推進されており空家となっていた古民家を改修し活動拠点やイベント開催の拠点にしていこうと言う計画が実行されています。

「城下町復興まちなみ演出」と言うプロジェクトもあります鹿野の古い町並みに調和する山野草や屋号の入った瓦での景観演出を行いまちづくりに役立っています。

特筆すべき事は大きな目的の一つである移住者を試験的に受け入れることにより移住者にとってもまた地元民にとってもお互いの相互理解に役立つことができるお試し定住施設「しかの宿」が存在することです。

 

ソフト面でも

ソフト面ではまちづくり活動を志す方を募集し一ヶ月間にわたり鹿野町に滞在し空家に滞在しまちづくりを学び実践すると言う「鹿野レジデンスサポートプロジェクト」があります。

アーテイストの卵を招き、地域で育てていこうという考えから地域づくりを推進してきました。「鳥取力」創造運動支援補助事業として開催された「鹿野まちづくり合宿」で地元の魅力と可能性を学びまちづくりに活かしていく活動です
まちづくりを学び実践したい方も募集されています。希望者は問い合わせてみるのもいいでしょう。

これだけ民と官が上手に手を組んで運営している活動も珍しいのではないかと思います。また産学共同としての活動も素晴らしく鳥大生がこの「いんしゅう鹿野まちづくり協議会」を通して活躍しています。こういった一貫性のあるまちづくりは他府県で素晴らしい成功事例と言ってもいと思います。まちおこしに行き詰まっている人たちはぜひいちど「いんしゅう鹿野まちづくり協議会」へ行ってみるといいでしょう。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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