ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

地域貢献イベンターIPU ~復興girls&boys*~

約3分

このプロジェクトは2011年3月11日に東日本を襲った東日本大震災をきっかけに始まりました。
岩手県立大学の女子大生たちが地元を復興させようと言うコンセプトで始まりました。被災地支援のまちおこしの典型的な活動だと言えるでしょう。

「被害を受けた地域の、生活の糧となる仕事の復興の手助け」を行う。

被災地の原材料を活かし地元と協議を重ねつつ商品開発を行ってきました。
同時に日本各地において岩手の復興を支える特産品の販売を手伝って来たのです。その規模は岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」を筆頭に西日本や沖縄まで活動されています。

発足当初の頃は地元特産品「わかめ」を使ったレシピを動画配信したり嬉しそうに地元の特産品について話す動画に心癒された記憶があります。ゲストで登場するメンバーも面白い反応で復興と言う言葉では一概に括れない面白さがありました。

女子大生だけの活動から男子が加わりましたが、キーホルダーから食材までを開発する姿は昨今のトレンドに外れることの無い女子力を感じさせます。

店頭に自らがたち地元の素晴らしさを伝え、豊かな自然から生み出される特産品の数々を紹介する姿は復興支援と言う目的のみならずふるさとを愛する姿に胸を打たれた人も多いと思います。

移動に掛かる資金も当初はすべて手弁当で、それでも夜行バスで日本中を行ったり来たりする姿は復興と言う言葉だけではなく未来への希望を感じるものがありました。

地元を応援する大人との距離感も素晴らしく、思わず地元の大人が応援したくなるような純朴な活動とそれを見守る地元社会の温かい交流も特筆すべき点であったと思います。個性的な応援者が多かったのも目をみはるものがありました。多くの人に愛されている活動であると言えるでしょう。

卒業生も地元復興に関わる専攻に進学したりすることで後輩たちにも良き先輩像を見せてくれています。ふるさとを愛するひとつの姿として大きな影響力を与えていることでしょう。

活動自体はボランティア色の強いまちおこしではありますが被災者視点の観点からも必須の活動です。また同時に人口減の叫ばれる日本であるが故に天災の有無にかかわり無く地元を愛する子供たちにはぜひ参考にして欲しい活動の一つです。

被災から時間が経るに連れて天災の記憶も薄れて来ますがふるさとを愛する気持ちを素直に反映出来る活動を今後も重ねて行って欲しいと思いました。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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